古事記いのちと勇気の湧く神話

大塚ひかり 著

性と糞尿と殺戮だらけで破天荒なのに、古事記は読者を癒し、生きる力を与えてくれる。本書は国生みの神話や因幡の白ウサギ等の粗筋を軽妙に紹介し、古典エッセイスト独自の着眼で、わが国最古の文学に日本の原点を見出す。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 上巻 神々の物語(天地創造-「責任者不在」の原点
  • スサノヲの物語-「匿名と嫉妬」の世界
  • 大国主の国作り-ゆるくて曖昧な日本人の性愛の原点
  • 天孫降臨と初代天皇への道-「空気を読まなきゃ生きていけない日本人」の原点)
  • 中巻 初期天皇の物語(血なまぐさい初期天皇の物語-「女嫌い」と「世間体」の原点
  • 「英雄」倭建命の真実-自己主張は身を滅ぼす、の原点
  • 揺れる天皇家-「根回し」が重きをなす日本社会の原点)
  • 下巻 道徳(仁徳天皇)と力(雄略天皇)で王権強化

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 古事記いのちと勇気の湧く神話
著作者等 大塚 ひかり
書名ヨミ コジキ イノチ ト ユウキ ノ ワク シンワ
シリーズ名 古事記 423
中公新書ラクレ 423
出版元 中央公論新社
刊行年月 2012.7
ページ数 259p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-12-150423-4
NCID BB09582019
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全国書誌番号
22116698
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言語 日本語
出版国 日本
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