北朝鮮で考えたこと

テッサ・モーリス-スズキ 著 ; 田代泰子 訳

1910年、名もなきイギリス人女性が、満州と朝鮮を旅した。それはまさに大日本帝国による朝鮮併合の瞬間でもあった-。本邦未訳のそのE・G・ケンプの「幻の紀行文」を手にした著者は、一世紀後、彼女が辿ったルートを再訪する。そこで見えてきたものとは?英米圏を代表する日本研究者が、北朝鮮で生きる人々の日常を鮮やかに描出し、北東アジア地域が経験した100年間の意味に思いを馳せる。イザベラ・バードの古典的名著『朝鮮紀行』にも比すべき、貴重な歴史記録。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 国境
  • 第2章 橋のむこう-新義州へ、そしてさらに先へ
  • 第3章 時と沈黙
  • 第4章 植民地"平壌"から現在の"ピョンヤン"へ
  • 第5章 平壌-もうひとつのイェルサレム
  • 第6章 分断ラインの両側-開城と都羅山
  • 第7章 殺された王妃の宮殿-ソウル
  • 第8章 湾に浮かぶ島々-釜山へ
  • 第9章 山への道-元山から南へ
  • 第10章 希望の旅

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 北朝鮮で考えたこと
著作者等 Morris-Suzuki, Tessa
田代 泰子
Morris‐Suzuki Tessa
モーリス‐スズキ テッサ
書名ヨミ キタチョウセン デ カンガエタ コト
書名別名 To the Diamond Mountains
シリーズ名 集英社新書 0643
出版元 集英社
刊行年月 2012.5
ページ数 251p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-08-720643-2
NCID BB09131348
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全国書誌番号
22105509
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言語 日本語
出版国 日本
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