神道とは何か : 神と仏の日本史

伊藤聡 著

日本"固有"の民族宗教といわれる神道はどのように生まれ、その思想はいかに形成されたのか-。明治維新による神仏分離・廃仏毀釈以前、日本は一〇〇〇年以上にわたる神仏習合の時代だった。両部・伊勢神道を生みだした中世を中心に、古代から近世にいたる神道の形成過程を丹念にたどっていく。近代における再編以前の神をめぐるさまざまな信仰と、仏教などとの交流から浮かび上がる新しい神道の姿。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 「神道」の近代
  • 第1章 神と仏(日本の神
  • 神と仏との出会い
  • 神仏習合の発生
  • 本地垂迹説の形成)
  • 第2章 中世神道の展開(中世神道説の濫觴
  • 中世神道説の形成と展開
  • 鎌倉仏教と中世神道
  • 神観念の中世的変容)
  • 第3章 新しき神々(人神振興と御霊信仰
  • 人神信仰の展開
  • 渡来神と習合神
  • 女神信仰の展開)
  • 第4章 国土観と神話(国土観の変遷
  • 中世神話と中世日本紀
  • 中世神話の諸相)
  • 第5章 近世神道へ(吉田神道
  • 天道思想とキリスト教
  • 近世神道の諸相
  • 国学への道)
  • 終章 「神道」の成立

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 神道とは何か : 神と仏の日本史
著作者等 伊藤 聡
書名ヨミ シントウ トワ ナニカ : カミ ト ホトケ ノ ニホンシ
シリーズ名 中公新書 2158
出版元 中央公論新社
刊行年月 2012.4
ページ数 306p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-12-102158-8
NCID BB08972029
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
22133809
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想