仏教誕生

宮元啓一 著

古代インドに生まれ、今もアジアの人々の暮らしに根づく仏教。インドの宗教的・思想的土壌にあって他派の思想との対立と融合を経るなかで、どんな革新性をもって仏教は生まれたのか。その生成の場面に光を当て、比較思想研究の手法によって「経験論とニヒリズムに裏打ちされたプラグマティスト」釈尊の思想の本質に迫る。インド思想史研究の意欲作。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 仏教前夜(輸廻説の確立
  • 初期の出家とバラモンたちの抵抗
  • 沙門と六師外道)
  • 第2章 釈尊の生涯(伝説と史実
  • 生まれ
  • 出家(沙門)への道
  • 出家修行
  • 成道から初転法輪へ
  • その後の活動と弟子たち
  • 般涅槃に入る)
  • 第3章 最初期の仏教の考え方(生のニヒリズム
  • 経験論、不可知論、中道
  • 因果論
  • 瞑想、戒律)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 仏教誕生
著作者等 宮元 啓一
書名ヨミ ブッキョウ タンジョウ
シリーズ名 講談社学術文庫 2102
出版元 講談社
刊行年月 2012.3
ページ数 213p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-06-292102-2
NCID BB08643978
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全国書誌番号
22071662
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言語 日本語
出版国 日本
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