権力と支配

マックス・ウェーバー 著 ; 濱嶋朗 訳

ウェーバーの著作全体への入口とも言える本書は、支配のあり方を比較するために服従する側の動機から接近する。正当性のタイプに基づく支配の三類型(合法的・伝統的・カリスマ的)にはじまって、一つ一つの概念を緻密に検討する粘り強い論考は、やがて官僚制論へと展開しながら、あらゆる「支配」の本質に迫る。社会の科学はここからはじまった。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 権力と支配(正当性の妥当
  • 官僚制的行政幹部をそなえた合法的支配
  • 伝統的支配
  • カリスマ的支配
  • カリスマの日常化
  • 身分と階級)
  • 第2部 官僚制(官僚制の特徴
  • 官僚の地位
  • 官僚制化の前提と根拠
  • 官僚制機構の永続的性格
  • 官僚制化の経済的および社会的帰結
  • 官僚制の権力的地位
  • 官僚制の発展的段階
  • 教養と教育の「合理化」)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 権力と支配
著作者等 Weber, Max
浜島 朗
濱嶋 朗
ウェーバー マックス
書名ヨミ ケンリョク ト シハイ
書名別名 Typen der Herrschaft
シリーズ名 講談社学術文庫 2091
出版元 講談社
刊行年月 2012.1
ページ数 355p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-06-292091-9
NCID BB07909402
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全国書誌番号
22038517
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言語 日本語
原文言語 ドイツ語
出版国 日本
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