愛とまぐはひの古事記

大塚ひかり 著

最古の記録文学『古事記』曰く。この国は「まぐはひ」によって生まれた。神人は感情を微塵もつつまず、激しく怒り、泣き叫び、哄笑する。生命の源である「性」がすべての中心にある。現代に疲れた人々が癒しを求めるならば、この「高貴な野獣」のような神と人の、エロスと糞尿譚に満ちた破天荒な物語に触れるとよい。不思議な清浄感、解放感とともに、生きる力が湧いてくる。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • まぐはひで生まれた国
  • 禁断の姉弟婚-アマテラスとスサノヲ
  • 裸踊りで引きこもりを癒す-ウズメと猿田彦
  • 女から誘うエロい歌-大国主神と女たち
  • まぐはひのご利益-イハナガ姫とサクヤ姫
  • 日本古典「最恐」の呪い-海幸彦・山幸彦
  • 大便美女のエクスタシー-神武天皇の皇后ホトタタラの母
  • 大人のカラダになるということ-ホムチワケ
  • 倭建命のエロス-倭建命
  • まぐはひ男女同盟-神功皇后
  • 「恋の特権階級」に嫉妬した天皇-仁徳天皇
  • 待ちすぎた女-雄略天皇と赤猪子

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 愛とまぐはひの古事記
著作者等 大塚 ひかり
書名ヨミ アイ ト マグワイ ノ コジキ
シリーズ名 古事記 お39-10
ちくま文庫 お39-10
出版元 筑摩書房
刊行年月 2011.10
ページ数 260p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-480-42875-2
NCID BB07051088
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全国書誌番号
22014396
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言語 日本語
出版国 日本
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