「人道に対する罪」の誕生 : ニュルンベルク裁判の成立をめぐって

清水正義 著

「人道に対する罪」という概念はいかにして創出されたのか。旧ユーゴスラヴィア紛争の「民族浄化」やカンボジア・ポルポト政権の大虐殺、リビアのカダフィ政権の自国民虐殺など現代史の暴力犯罪を裁くうえで「人道に対する罪」の意義はますます注目されている。将来の国際平和と人道主義の発展にとって不可欠な防波堤となる「人道に対する罪」という概念が誕生した瞬間を、ナチス戦犯を裁いたニュルンベルク裁判にさかのぼって解き明かす。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 ニュルンベルク裁判成立史研究の動向
  • 第2章 ヴェルサイユ講和条約と前ドイツ皇帝訴追問題
  • 第3章 イギリスのドイツ戦争犯罪人処罰政策
  • 第4章 連合国戦争犯罪委員会
  • 第5章 アメリカのドイツ戦争犯罪人処罰政策
  • 第6章 「人道に対する罪」の成立

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 「人道に対する罪」の誕生 : ニュルンベルク裁判の成立をめぐって
著作者等 清水 正義
書名ヨミ ジンドウ ニ タイスル ツミ ノ タンジョウ : ニュルンベルク サイバン ノ セイリツ オ メグッテ
シリーズ名 白鴎大学法政策研究所叢書 3
出版元 丸善プラネット : 丸善出版
刊行年月 2011.8
ページ数 184p
大きさ 21cm
ISBN 978-4-86345-092-9
NCID BB06388789
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全国書誌番号
21972250
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言語 日本語
出版国 日本
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