不死細胞ヒーラ : ヘンリエッタ・ラックスの永遠なる人生

レベッカ・スクルート 著 ; 中里京子 訳

彼女の名はヘンリエッタ・ラックス。だが、科学者には「ヒーラ」として知られている。1951年、貧しい黒人のタバコ農婦だった彼女の身体から、本人の同意なく採取された癌細胞は、のちに医学界のきわめて重要なツールとなる。それはポリオワクチンの開発、クローニング、遺伝子マップの作製をはじめ、幾多の研究の礎となった。しかし数十億個という膨大な単位でその細胞は売買されてきたにもかかわらず、ヘンリエッタは死後も無名のままにとどまり、彼女の子孫もまた健康保険すらまかなえない境遇に置かれていた-。倫理・人種・医学上の争い・科学的発見と信仰療法、そして、亡き母への想いと葛藤に苦悩する娘の物語を鮮やかに描いた『ニューヨーク・タイムズ』ベストセラー。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 生(運命の検査-一九五一年
  • クローヴァー-一九二〇年〜一九四二年
  • 診断と治療-一九五一年 ほか)
  • 第2部 死(嵐-一九五一年
  • ヒーラ・ファクトリー-一九五一年〜一九五三年
  • ヘレン・レイン-一九五三年〜一九五四年 ほか)
  • 第3部 永遠なる命(「生きてるんだって!」-一九七三年〜一九七四年
  • せめてすべきこと-一九七五年
  • 「ぼくの脾臓を売っていいなんて誰が言った?」-一九七六年〜一九八八年 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 不死細胞ヒーラ : ヘンリエッタ・ラックスの永遠なる人生
著作者等 Skloot, Rebecca
中里 ピニングトン京子
中里 京子
スクルート レベッカ
書名ヨミ フシ サイボウ ヒーラ : ヘンリエッタ ラックス ノ トワナル ジンセイ
書名別名 The immortal life of Henrietta Lacks
出版元 講談社
刊行年月 2011.6
ページ数 461p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-06-216203-6
NCID BB06045319
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全国書誌番号
21950361
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言語 日本語
原文言語 英語
出版国 日本
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