池波正太郎 著
「はじめてフランスへ行った。フランス映画を四十何年も観つづけてきていた所為か、すこしも違和感がなかった。」言葉は通じなくとも、老夫婦が営む居心地のよい居酒屋をみつけ、旬の味覚に舌鼓をうち、絵筆を動かし、仕事を忘れて悠然たる時の流れに身をまかせる。フランス紀行三作をまとめた決定版。著者直筆の挿絵多数。
「BOOKデータベース」より
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