太宰治の表現空間

相馬明文 著

太宰文学の魅力は、その表現と文体にある。潜在二人称、女性独白体を視野に入れながら、小説の表現を中心に取りあげ、"彼自身"のものたらしめている表現特性、文体的特徴の具体的分析を通して、太宰文学が表現する空間の解明を試みる。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 太宰文学の表現空間(自閉する発話空間-「ひとりごとのやうに」の表現心理
  • 「月のない夜」をめぐって
  • 「死」の表現意識-直喩の構造を考える ほか)
  • 第2部 芥川文学受容から太宰治へ(「右大臣実朝」論
  • 「竹青」における「杜子春」との同調-終結部の試考
  • 「庭」論)
  • 第3部 太宰治へのアプローチ(二十一世紀旗手の文学-略年譜的に
  • それぞれの故郷-津島修治から太宰治へ
  • 作品鑑賞のために ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 太宰治の表現空間
著作者等 相馬 明文
書名ヨミ ダザイ オサム ノ ヒョウゲン クウカン
シリーズ名 近代文学研究叢刊 47
出版元 和泉書院
刊行年月 2010.11
ページ数 298p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-7576-0571-8
NCID BB04208718
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全国書誌番号
21866170
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言語 日本語
出版国 日本
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