和田春樹, 後藤乾一, 木畑洋一, 山室信一, 趙景達, 中野聡, 川島真 編
近世から近代への移行期にあたる東アジアの一九世紀。中国市場を視野に入れ東南アジアでの拠点を築いたイギリスがアヘン戦争で清に勝利するなど、国際秩序は変容を迎えた。また交通、通信、貿易、学問など様々な面で地域社会の再編が進んだ。東南アジアでは西洋諸国が植民地を設定し領域支配をはじめる。そのなかで日本は近代国家建設を開始し、東アジアに近代モデルを提供することとなった。しかし、地域の価値観や、ヒトの移動などによって、共通体験としての近代は、多様で複雑な様相を呈していく。
「BOOKデータベース」より
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