岩波講座東アジア近現代通史  第1巻

和田春樹, 後藤乾一, 木畑洋一, 山室信一, 趙景達, 中野聡, 川島真 編

近世から近代への移行期にあたる東アジアの一九世紀。中国市場を視野に入れ東南アジアでの拠点を築いたイギリスがアヘン戦争で清に勝利するなど、国際秩序は変容を迎えた。また交通、通信、貿易、学問など様々な面で地域社会の再編が進んだ。東南アジアでは西洋諸国が植民地を設定し領域支配をはじめる。そのなかで日本は近代国家建設を開始し、東アジアに近代モデルを提供することとなった。しかし、地域の価値観や、ヒトの移動などによって、共通体験としての近代は、多様で複雑な様相を呈していく。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 通史 東アジア世界の近代-一九世紀
  • 通空間論題(儒教的近代としての東アジア「近世」
  • ロシアの東漸と東アジア-一九世紀後半における露清関係の転換
  • イギリスの東漸と東アジア-貿易と秩序)
  • 個別史/地域史(朝貢と条約
  • 近代という秩序・規範
  • 地域社会から見る変容過程)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 岩波講座東アジア近現代通史
著作者等 和田 春樹
後藤 乾一
木畑 洋一
趙 景達
山室 信一
書名ヨミ イワナミ コウザ ヒガシアジア キンゲンダイ ツウシ
書名別名 東アジア世界の近代 : 19世紀
巻冊次 第1巻
出版元 岩波書店
刊行年月 2010.12
ページ数 377p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-00-011281-9
NCID BB04120912
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全国書誌番号
21883705
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言語 日本語
出版国 日本

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