山本正身 著
京都堀川の古義堂を拠点に活躍、後世にまで広範な影響力を持った近世日本の儒者・伊藤仁斎。彼の思想を教育思想史の観点から追究し、現代教育学への遺産として再評価する試み。朱子学との対話・対決を経て、独自の学問=古義学を創始するに至る軌跡を描き、人間の変化や成長に微細な眼差しを向けたその教育理論の体系を析出する。西欧からの影響に偏した明治以降の教育学を相対化し、あるべき教育を改めて問い直す、畢生の大著。
「BOOKデータベース」より
[目次]
情報を取得できませんでした。
件が連想されています
ページトップへ