幡新大実 著
主に仏独の民法典を模範として成立した近代日本民法の立場からは、大陸法と構造・方法論を異にするイギリス法はとかく敬遠されがちだった。だがイギリス法は世界中で、商事契約の準拠法として、また商事仲裁裁判において広く利用されており、その知見は我々にとっても不可欠である。現行イギリス債権法、即ち不法行為法、契約法、不当利得法を、比較法的視点からその独自の歴史と思考様式とともに解説・詳論した。
「BOOKデータベース」より
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