中世の書物と学問

小川剛生 著

中世の人びとはどのようにして書物を利用し、「知」を紡ぎ出したのでしょうか。数多くの書物の中から、規範となる古典が選別されると、引用され分類され注釈され、新たな書物が生まれました。この間、多種多様で無秩序にも見える書物の世界にも、中国の学術に強い影響を受けながら、少しずつ学問の体系が構築されていきました。本書では、各時代における古典研究の展開を辿りながら、中世の学問の一端に触れることにします。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 「古典」意識と学問
  • 1 書物をつくる
  • 2 書物をよむ
  • 3 書物をあつめる
  • 4 書物をひく
  • 5 ふたたび書物をつくる-注釈書
  • 写本文化に規定された学問

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 中世の書物と学問
著作者等 小川 剛生
書名ヨミ チュウセイ ノ ショモツ ト ガクモン
シリーズ名 日本史リブレット 78
出版元 山川出版社
刊行年月 2009.12
ページ数 109p
大きさ 21cm
ISBN 978-4-634-54690-5
NCID BB00528637
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全国書誌番号
21696638
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言語 日本語
出版国 日本
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