災害社会

川崎一朗 著

地震予知や免震工学は劇的に進歩した。しかしそれだけで災害は防げるだろうか?耐震補強を受けられない貧困層、いたずらな投資による防災を無視した再開発…東海・東南海地震に備えるには、科学技術を生かせない現代日本の在り方から問う必要がある。『スロー地震』研究で地震学をリードする著者が、格差社会を防災科学から照射する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 意外な場所を大地震が直撃する
  • 第2章 海溝型地震の危険因子が社会の脆弱性に出会う場所
  • 第3章 内陸型地震リスクを実感する
  • 第4章 断層直上の地震動と第四紀軟弱堆積層による長周期地震動
  • 第5章 沖積平野の大都市の脆弱性
  • 第6章 地震リスクの先送り-超高層ビルの乱立
  • 第7章 超高層ビル社会への提案
  • 第8章 災害脆弱性としての格差社会
  • 第9章 次の東南海・南海地震に備える社会を作るために
  • 附章 学問と社会-京都大学らしさとは?

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 災害社会
著作者等 川崎 一朗
書名ヨミ サイガイ シャカイ
シリーズ名 学術選書 042
出版元 京都大学学術出版会
刊行年月 2009.4
ページ数 270p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-87698-842-6
NCID BA89714736
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
21583161
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想