蟹江幸博, 並木雅俊 著
明治10年、「日本数学西洋数学を問わず、諸流互いに気脈を通ぜん」と集まった人々がいた。東京数学会社-現在の日本数学会と日本物理学会の前身-の創立集会である。しかし世界レベルの研究への道のりはまだ遠い。湯川・朝永・小平らを輩出した日本の数学・物理はいかにして根づき、花開いたのか?西洋生まれの学問の普及・教育・研究に苦闘した先駆者の物語。
「BOOKデータベース」より
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