イスラームの世界観 : 「移動文化」を考える

片倉もとこ 著

イスラーム世界では、「うごき」が重んじられる。書斎にこもらず旅にでて学ぶ大学者たち、沙漠の奥から海にでて真珠とりをする遊牧民たち、さりげなく存在する「旅人保護の精神」、「無利子金融」の制度…。永年のフィールドワークから得た知見をもとに、偏った目的志向型社会のなかで、大事なことを見失いがちな私たちの生き方を根底から見つめ直させる比較文化論エッセイ。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • プロローグ 「移動文化」との出会い
  • 第1話 海の遊牧民
  • 第2話 大海へおどりでた人びと
  • 第3話 移動の哲学
  • 第4話 文化の移動-エジプト人の場合
  • 第5話 共存か共生か
  • 第6話 日本にもある「動の思想」
  • 第7話 ホモ・モビリタス-あたらしい遊牧民の時代へ
  • エピローグ 「目的へまっしぐら」からの脱却

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 イスラームの世界観 : 「移動文化」を考える
著作者等 片倉 もとこ
書名ヨミ イスラーム ノ セカイカン : イドウ ブンカ オ カンガエル
シリーズ名 岩波現代文庫 社会
出版元 岩波書店
刊行年月 2008.2
ページ数 237p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-00-603161-9
NCID BA84925643
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全国書誌番号
21390901
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言語 日本語
出版国 日本
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