水上勉 著
「厨子王恋しや、ほうやれ。安寿の姫恋しや、ほうやれ」-酷悪な世を地蔵菩薩の霊験に導かれ、親子が再会するまでの物語。説経節の中でもよく知られている「さんせう太夫」など五作品を、著者が自らの体験・人生を通し語り尽くす。親子夫婦の別離、人の世の残酷、不条理な身体的不遇…人間の業が見えてくる。
「BOOKデータベース」より
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