可能性としての「戦後」 : 日本人は廃墟からどのように「自由」を追求したか

桜井哲夫 著

一九四五年の敗戦、いわば「滅亡体験」から、日本人は、どのように立ち上がり、どのような社会を目指したのか。廃墟や軍隊体験に関する歴史叙述を掘り起こし、さらに獅子文六、杉浦明平、花森安治、松田道雄、黒澤明らの非軍隊的・非権威主義的な「現場の哲学」ともいうべき戦後思想・文化の水脈を問い直した名著。増補決定版。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 廃墟から-自由について
  • 第2章 戦後思想のなかの「軍隊」-「軍」はいかに描かれたか
  • 第3章 『自由学校』の男と女-獅子文六の戦後
  • 第4章 「ムラ」の政治-杉浦明平のルポルタージュ
  • 第5章 民衆的理性のために-花森安治と「暮しの手帖」
  • 第6章 子どもに自由を-松田道雄の仕事
  • 第7章 戦争は終わった-私たちは何処から出発してきたのか
  • 増補(戦後史のなかの黒澤映画
  • 戦後少年文化のなかの乱歩)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 可能性としての「戦後」 : 日本人は廃墟からどのように「自由」を追求したか
著作者等 桜井 哲夫
書名ヨミ カノウセイ ト シテノ センゴ : ニホンジン ワ ハイキョ カラ ドノヨウニ ジユウ オ ツイキュウシタカ
シリーズ名 平凡社ライブラリー 609
出版元 平凡社
刊行年月 2007.4
版表示 増補.
ページ数 317p
大きさ 16cm
ISBN 978-4-582-76609-7
NCID BA81558262
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全国書誌番号
21236329
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言語 日本語
出版国 日本
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