原初からの問い : バシュラール論考

及川馥 著

広大無辺の想像力の世界を四大元素をもとに分析したバシュラールの詩的想像力論を追跡・検討し、イマージュを"もの"と"人間"の出会う場として位置づけつつ、近代化=科学的思考によって失われた詩的想像力と自然・身体性の回復をめざす。科学的認識論をふまえた物質的想像力論により、詩学の根本概念を探る。前著『バシュラールの詩学』で展開した論考をさらに発展させた続編。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 想像力の理論(バシュラールの想像力理論の理解をめぐって
  • 切断と連続-接木という概念装置をめぐって)
  • 第2部 『瞬間の直観』を読む(瞬間
  • 習慣の問題と不連続な時間
  • 進歩の観念と不連続な時間の直観)
  • 第3部 二つの詩学(シニフィアンの詩学覚書
  • 沈黙の詩学覚書
  • バシュラールからセールへ-複雑系の哲学)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 原初からの問い : バシュラール論考
著作者等 及川 馥
書名ヨミ ゲンショ カラノ トイ : バシュラール ロンコウ
シリーズ名 《思想・多島海》シリーズ 7
出版元 法政大学出版局
刊行年月 2006.9
ページ数 301p
大きさ 20cm
ISBN 4588100076
NCID BA78562953
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
21133008
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想