及川馥 著
広大無辺の想像力の世界を四大元素をもとに分析したバシュラールの詩的想像力論を追跡・検討し、イマージュを"もの"と"人間"の出会う場として位置づけつつ、近代化=科学的思考によって失われた詩的想像力と自然・身体性の回復をめざす。科学的認識論をふまえた物質的想像力論により、詩学の根本概念を探る。前著『バシュラールの詩学』で展開した論考をさらに発展させた続編。
「BOOKデータベース」より
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