ヘロドトスとトゥキュディデス : 歴史学の始まり

桜井万里子 著

21世紀の歴史学はどうあるべきか。その答えを、その可能性を、古代ギリシアにさかのぼり、ペルシア戦争、ペロポネソス戦争を見据えた二人の歴史家と対話しながら考えていきたい。のちの歴史家たちが非難したようにヘロドトスはほんとうに「嘘つき」だったのか。史料批判において厳密だったといわれるトゥキュディデスは、ほんとうに「事実」だけを記録したのか。歴史叙述が歴史学へといたる端緒を探る。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 二人の歴史家と二つの戦争
  • 2 ヘロドトスは嘘つきか?
  • 3 新しいヘロドトス像
  • 4 ヘロドトスの描いた史実
  • 5 トゥキュディデスの「ヘロドトス批判」
  • 6 トゥキュディデスが書かなかったこと
  • 7 歴史叙述から歴史学へ

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 ヘロドトスとトゥキュディデス : 歴史学の始まり
著作者等 桜井 万里子
書名ヨミ ヘロドトス ト トゥキュディデス : レキシガク ノ ハジマリ
シリーズ名 Historia 23
出版元 山川出版社
刊行年月 2006.5
ページ数 189p
大きさ 19cm
ISBN 463449194X
NCID BA77138580
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全国書誌番号
21047776
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言語 日本語
出版国 日本
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