大和物語  下

雨海博洋, 岡山美樹 全訳注

歌にまつわる小さな物語の章段からなる『大和物語』は、前篇の宮廷歌語りから、後篇は口碑・伝説が中心となる。生田川伝承、猿沢の池の采女入水譚、安積山伝説など時代の運命に流れゆく人間のはかないさだめや憂愁、また、男と女の悲しい巡り合いが哀切に語られてゆく。全篇で実在の人物が百人余登場し、遍照の出家と放浪に終わる、「あはれ」に満ちた説話集の名作の全訳注。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 筑紫にありける桧垣の御と
  • またおなじ大弐の、館にて
  • この桧垣の御、歌をなん詠むと
  • 筑紫なりける女、京に男をやりて
  • これも筑紫なりける女
  • 先帝の御時、卯月のついたちの日
  • おなじ帝の御時、躬恒を召して
  • おなじ帝、月のおもしろき夜
  • 先帝の御時、ある御曹司に
  • 三条の右大臣のむすめ〔ほか〕

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 大和物語
著作者等 岡山 美樹
雨海 博洋
書名ヨミ ヤマト モノガタリ
シリーズ名 大和物語
講談社学術文庫
巻冊次
出版元 講談社
刊行年月 2006.2
ページ数 404p
大きさ 15cm
ISBN 4061597477
NCID BA74990387
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全国書誌番号
20983168
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言語 日本語
出版国 日本
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