軍事奴隷・官僚・民衆 : アッバース朝解体期のイラク社会

清水和裕 著

本書は、イスラーム帝国として知られるアッバース朝の解体過程において生じたイスラーム国家体制の歴史的な変化と、それに伴うイラク社会の変容のあり方を取り扱う。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 軍事グラーム集団の形成(西暦九世紀サーマッラーのアトラーク奴隷軍団
  • 奴隷軍団の系譜-マムルークとグラーム
  • グラームの諸相-宮廷グラームと軍事グラーム)
  • 第2章 書記官僚と税務行政-私領地における国庫の取り分をめぐって(嶋田襄平の徴税権研究に関する再検証-ダイアにおける国庫の取り分と私領主の取り分
  • 脱穀場における穀物の分配のあり方
  • ムカーサマにおける取り分の変更と書記の規則
  • 国庫の取り分に対する政治的正当性の対立)
  • 第3章 社会変動と民衆(西暦十世紀バグダードの暴力集団-政治権力との関わりにおいて
  • ムスアブ・ブン・アッズバイル墓参詣-ブワイフ朝の宗派騒乱と「第二次内乱」
  • 裏切るクーファ市民-ウマイヤ朝期アリー家反乱者のリーダーシップと民衆の政治意識)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 軍事奴隷・官僚・民衆 : アッバース朝解体期のイラク社会
著作者等 清水 和裕
書名ヨミ グンジ ドレイ カンリョウ ミンシュウ : アッバースチョウ カイタイキ ノ イラク シャカイ
シリーズ名 山川歴史モノグラフ 9
出版元 山川出版社
刊行年月 2005.11
ページ数 195, 52p
大きさ 22cm
ISBN 4634674319
NCID BA7436020X
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全国書誌番号
20933526
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言語 日本語
出版国 日本
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