『国富論』を読む : ヴィジョンと現実

竹本洋 著

スミスを現代に開く。文明の進歩によって誰もが豊かになれる、という経済学の約束は果たして実現されたのか。あらたな視点から『国富論』を読み直し、その明暗のコントラストのなかに、市場原理にもとづく現代社会の困難を浮かび上がらせる。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序(国民の豊かさ-物量主義と平均主義
  • 微妙なレトリック-「にもかかわらず」か「それゆえに」か ほか)
  • 第1章 穀物と民衆(都市と農村における貧困問題
  • 穀物市場の効率性と食糧の安定供給 ほか)
  • 第2章 利益と秩序(「利益」の社会的・知識論的意味
  • 資本の安全と「見えない手」 ほか)
  • 第3章 投機と組織(定常的な経済と投機的精神-「総合報酬」の均等化
  • 投資と投機 ほか)
  • 第4章 帝国と現代(空間としての現在-文明と野蛮
  • 歴史としての現在-歴史の逆行と順行 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 『国富論』を読む : ヴィジョンと現実
著作者等 竹本 洋
書名ヨミ コクフロン オ ヨム : ヴィジョン ト ゲンジツ
シリーズ名 国富論
出版元 名古屋大学出版会
刊行年月 2005.10
ページ数 392, 40p
大きさ 22cm
ISBN 4815805199
NCID BA73844608
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全国書誌番号
20908190
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言語 日本語
出版国 日本
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