辻ミチ子 著
春の御題菓子にはじまり、夏越は"水無月"、重陽は菊に見立てた菓子で節句を祝う。木枯らしに舞う木の葉のすがたを"吹き寄せ"に表わす…。四季折々の行事に融け込みながら、花鳥風月を表現する京菓子は、王朝文化の名残をとどめつつ、創意と工夫が重ねられてきた。古都の歴史とともにあゆむ京菓子のゆかりを古今の書から説きおこし、暮らしと結びついた菓子の雅味と愉しみを幼き日々の思い出を交えて綴る。
「BOOKデータベース」より
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