なぜ「話」は通じないのか : コミュニケーションの不自由論

仲正昌樹 著

いま社会の様々な場面で「話」が通じなくなってはいないか?人の話をよく聴いたり読んだりしないまま、適当に分かったつもりになって、特定のキーワードにだけパブロフの犬のように反応するお子様な人たち。知識人から2ちゃんねらーまで、こうした困ったひとびとの増殖は、何を背景として生まれ、社会に何をもたらすのか。「話」が通じなくなるその構造を、気鋭の研究者が哲学・思想的な観点から分析。お互いが抱える「卑小な物語」の枠を超え、真の意味での「対話」の必要性を説く、哲学・思想エッセイ。日本社会に蔓延する「話が通じない病」を撃つ。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 敵は「同じ言語」を語る(悪い「聴衆」
  • 脈絡の見えない質問 ほか)
  • 第2章 秩序なき「物語」の増殖(「歴史の終焉」?
  • 「歴史」と「物語」の違い ほか)
  • 第3章 噛み合わない論争(なぜ噛み合わないのか?
  • 「とにかく反対意見を」の不毛 ほか)
  • 第4章 「話」は通じるのか?(なぜ話を聴けないのか?
  • 「聴く」能力は低下する ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 なぜ「話」は通じないのか : コミュニケーションの不自由論
著作者等 仲正 昌樹
書名ヨミ ナゼ ハナシ ワ ツウジナイノカ : コミュニケーション ノ フジユウロン
出版元 晶文社
刊行年月 2005.6
ページ数 260p
大きさ 19cm
ISBN 4794966709
NCID BA7244865X
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全国書誌番号
21063549
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言語 日本語
出版国 日本
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