鎮魂吉田満とその時代

粕谷一希 著

学徒出身の海軍少尉吉田満を乗せた「大和」が沈んだのは昭和20年4月7日午後二時二十三分であった。奇跡的に生還した吉田は日本銀行のエリート行員として日本経済の中枢で戦後を送る。しかし、高度成長を謳歌し、そのなかで浮かれるには、彼はあまりに真摯に過ぎた。山野に散り、深海に沈んだ多くの若者たちが死の前に遺した願いと誠実に向かい合ったひとりの男の見事な人生が、ここにある。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 吉田満の問いつづけたもの
  • 震災以後
  • 府立四中の漢文教育
  • 東京高校時代
  • 束の間の青春
  • 光栄と汚辱
  • 書簡のなかの自画像
  • 帝国海軍の最期
  • 戦艦大和の特攻出撃
  • 日本銀行という世界
  • 大和神社紀行

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 鎮魂吉田満とその時代
著作者等 粕谷 一希
書名ヨミ チンコン ヨシダ ミツル ト ソノ ジダイ
シリーズ名 文春新書
出版元 文藝春秋
刊行年月 2005.4
ページ数 284p
大きさ 18cm
ISBN 4166604368
NCID BA71683075
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
20773352
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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