旅は驢馬をつれて

R.L.スティヴンスン [著] ; 小沼丹 訳

美しく編まれた書物のなかで、言葉と人格に導かれながら旅をするくらい愉快なことがあるだろうか。若く、快活で繊細で物識りの、皮肉屋のスティヴンスンと、「一種のロールパンかソーセイジといった」様子に見えるスリーピング・バッグ、それに「鼠色の優しい眼と決断力の強そうな下顎をもった小柄の」「小ざっぱりとした、お上品な、普連土教徒風の優雅さ」のある牝驢馬モデスチン。私はそこに加わって、十二日間の旅をした。1878年秋、28歳のスティヴンスンはちいさな驢馬をつれ、南仏の山々を抜ける旅に出た。生きる歓びに満ちた、この愛すべき旅行記の名訳が半世紀ぶりに甦る。同時収録「ギタア異聞」。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 旅は驢馬をつれて
  • ヴレェ
  • ジェヴォダン
  • 雪の聖マリア
  • カミザールの国
  • ギタア異聞

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 旅は驢馬をつれて
著作者等 Stevenson, Robert Louis
小沼 丹
スティヴンスン R.L.
書名ヨミ タビ ワ ロバ オ ツレテ
書名別名 Travels with a donkey in the cevennes
シリーズ名 大人の本棚
出版元 みすず書房
刊行年月 2004.12
ページ数 249p
大きさ 20cm
ISBN 4622080540
NCID BA70018274
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全国書誌番号
20715618
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
原文言語 英語
出版国 日本

掲載作品

著作名 著作者名
解説 江國香織
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