行蔵は我にあり : 出頭の102人

出久根達郎 著

「行蔵は我に存す、毀誉は他人の主張」-元幕臣が新政府で名利を得るとは、と福沢諭吉に非難された勝海舟が答えた言葉。行蔵とは出処進退の意である。世の称賛も悪口も我関せず、自らの信ずる道を歩んだ、二十世紀の一〇二人。生きる意味を教える、と中学生をさとした会津八一。政党は腐敗せず人民は安楽せず、と皮肉った山崎今朝弥。思うことが言える世の中なら何も言うことがない、と言った正木ひろし。痛快極まる彼らの生涯と寸言。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 長谷川如是閑-われひとり
  • 陸羯南-子規の「慈母」
  • 花森安治-暮しの変革
  • 竹久夢二-鳥やゆくらむ
  • 山本宣治-孤塁を守る
  • 河上肇-獄裏の人
  • 西田幾多郎-黒板の前と後
  • 鈴木大拙-わしゃあ、わからん
  • 開高健-見るだけ
  • 中原中也-霰の如く散る〔ほか〕

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 行蔵は我にあり : 出頭の102人
著作者等 出久根 達郎
書名ヨミ コウゾウ ワ ワレ ニ アリ : シュットウ ノ 102ニン
シリーズ名 文春新書
出版元 文藝春秋
刊行年月 2004.10
ページ数 221p
大きさ 18cm
ISBN 4166604058
NCID BA69116436
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全国書誌番号
20690575
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言語 日本語
出版国 日本
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