ネーミングの極意 : 日本語の魅力は音がつくる

木通隆行 著

一見考え抜かれた商品名なのに、消費者に覚えてもらえないものがある。その一方、自然発生的に生まれ、決して心地いいものではないのに、世代を超えて浸透してゆくことばがある。その違いは一体何か?ことばには意味だけではなく、意味のまわりを包み込む「表情」や「情緒」がある。私たちはことば聞くとき、そうした表情や情緒を、意味より速く受け取っているのだ。本書では、ことばの音を科学的かつ精緻に分析したうえで構築された「音相理論」を紹介しながら、語音の魅力を解き明かす。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 感じることば、消えてゆくことば(ことばは生きている
  • 「ガングロ」は残り、「E電」は消えた ほか)
  • 第2章 これで十分、音相理論入門(ことばの表情をどう伝えるか
  • 音相理論ができるまで ほか)
  • 第3章 ブランドの価値は音相が決める(名前が商品に命を入れる
  • 優雅な有声音、明るい無声音 ほか)
  • 第4章 音相は人の心をとらえるプリズム(越後湯沢で「雪国」の魔法を解く ほか)
  • 第5章 「音相」達人への道(人気女子アナ五十人の「音相」能力を採点
  • 気品ある話し方、受け方の極意 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 ネーミングの極意 : 日本語の魅力は音がつくる
著作者等 木通 隆行
書名ヨミ ネーミング ノ ゴクイ : ニホンゴ ノ ミリョク ワ オト ガ ツクル
シリーズ名 ちくま新書
出版元 筑摩書房
刊行年月 2004.5
ページ数 214p
大きさ 18cm
ISBN 4480061703
NCID BA6682087X
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全国書誌番号
20645298
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言語 日本語
出版国 日本
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