仁木宏 著
武将たちが、合戦を繰り返すなかで、新しい統一国家を築きあげる。その一方で村や町は焼き払われ、民衆は逃げまどうばかり…。戦国時代といえば、そんなイメージが強いかもしれない。だが、それは事実ではない。土豪をリーダーとする村々が「国」をつくり、町が自治都市(「所」)になったのが戦国時代である。そして、こうした村や町の運動が近世社会の基礎となる。京都の郊外、「洛外図屏風」に描かれた世界を舞台に、新しい時代が生み出されてゆくさまを追いかける。
「BOOKデータベース」より
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