江戸・東京の中のドイツ

ヨーゼフ・クライナー 著 ; 安藤勉 訳

江戸期から近代にかけて、江戸・東京を舞台に活躍したドイツ人は数多い。「八重洲」にその名を残すヤン・ヨーステン、帝都改造計画に参画したエンデとベックマン、帝国ホテル繁栄の礎を築いた支配人フライク兄弟…。日・独交流に献身し、わが国の発展にきわめて大きな役割をはたした彼らが、江戸・東京に残した軌跡を探索し、その事績を検証する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 八重洲とヤン・ヨーステン-開創期徳川幕府の外交観
  • 大砲鋳造師ブラウンによる麻布試射-鎖国直後の日本をめぐる軍事
  • 日本橋長崎屋に止宿したドイツ人-ワーヘナールと有田磁器の輸出
  • ビーダーマイヤー期のウィーンで読まれた江戸戯作-柳亭種彦、プフィッツマイヤー、カネッティ
  • 万延元年の未解決刺殺事件-ヒュースケン暗殺をめぐる国際環境
  • 谷中のリッテルと川上音二郎の記念碑-学術と演劇の架け橋
  • 考古学発祥の地大森と小シーボルト-発掘と日本人起源論をめぐるモースとの確執
  • ベルリンモデルの帝都改造計画-建築家エンデとベックマン
  • 帝国ホテル草創期のドイツ人支配人-フライク兄弟
  • 三囲神社とプロイセン警視庁警部-日本警察の父ヘーンの碑
  • 日本陶磁の改革者ワグネルと東京工業大学-職業技術教育に尽くした科学者
  • 浜離宮を訪れたオーストリア皇太子-サラエボで暗殺されたフランツ・フェルディナント
  • 製薬王、星一によるドイツ学術援助-アインシュタイン来日とベルリン日本研究所設立
  • ドイツ人園芸家ウンガーと日本産植物-奄美の花弁を"発見"したプラントハンター

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 江戸・東京の中のドイツ
著作者等 Kreiner, Josef
安藤 勉
クライナー ヨーゼフ
書名ヨミ エド トウキョウ ノ ナカ ノ ドイツ
書名別名 Deutsche Spaziergange in Tokyo
シリーズ名 講談社学術文庫
出版元 講談社
刊行年月 2003.12
ページ数 236p
大きさ 15cm
ISBN 4061596292
NCID BA64870174
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全国書誌番号
20534472
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言語 日本語
原文言語 ドイツ語
出版国 日本
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