倫理21

柄谷行人 著

子供の犯罪は親の責任なのか?戦争責任とは?環境への責任とは?そして、未来に対するわれわれの責任とは?本書は、これらの具体的な問題を通して、これからの時代をいかに生きるべきかを徹底的に問い、21世紀の新しい思想を構想する。主著『トランスクリティーク』への入門としても最適。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 親の責任を問う日本の特殊性
  • 人間の攻撃性を認識すること
  • 自由はけっして「自然」からは出てこない
  • 自然的・社会的因果性を括弧に入れる
  • 世界市民的に考えることこそが「パブリック」である
  • 宗教は倫理的である限りにおいて肯定される
  • 幸福主義(功利主義)には「自由」がない
  • 責任の四つの区別と根本的形而上性
  • 戦争における天皇の刑事的責任
  • 非転向共産党員の「政治的責任」
  • 死せる他者とわれわれの関係
  • 生れざる他者への倫理的義務

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 倫理21
著作者等 柄谷 行人
書名ヨミ リンリ 21
シリーズ名 平凡社ライブラリー
出版元 平凡社
刊行年月 2003.6
ページ数 211p
大きさ 16cm
ISBN 4582764711
NCID BA62354334
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全国書誌番号
20440898
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言語 日本語
出版国 日本
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