江戸の釣り : 水辺に開いた趣味文化

長辻象平 著

天下泰平の実現、波静かな内湾に面した立地、テグスの渡来などの条件が整ったことによって、趣味の釣りが江戸の町で誕生し、大発展を始めた。大名や旗本など武士階級の間で盛んになり、次第に町人や女性へ、さらに地方にまで広がっていった当時の釣りとは、そして釣り人や獲物の魚はどのようなものだったのか。その技と遊び心の世界を明らかにする、日本の「釣魚文化事始め」。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 武士の間に興った新たな遊び-第一期の江戸の釣り
  • 第2章 旗本津軽采女の『何羨録』-第二期の江戸の釣り
  • 第3章 生類憐みの令と釣りの禁制-十五年以上の断絶
  • 第4章 庶民層への拡大-第三期の江戸の釣り
  • 第5章 地方への拡大-諸藩、各地での釣り
  • 第6章 幕末江戸の釣り模様-坂本龍馬から徳川慶喜まで
  • 終章 日本の釣りの深層潮流

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 江戸の釣り : 水辺に開いた趣味文化
著作者等 長辻 象平
書名ヨミ エド ノ ツリ : ミズベ ニ ヒライタ シュミ ブンカ
シリーズ名 平凡社新書
出版元 平凡社
刊行年月 2003.4
ページ数 254p
大きさ 18cm
ISBN 4582851797
NCID BA61902944
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全国書誌番号
20416585
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言語 日本語
出版国 日本
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