西洋思想の日本的展開 : 福澤諭吉からジョン・ロールズまで

小泉仰 監修 ; 西洋思想受容研究会 編

明治以降、西洋倫理思想はいかに受容され展開されたか。福沢諭吉の「脱亜論」、近代国家と教育勅語、英米倫理学・バイオエシックス、リベラリズムなどを新たな視点から問い直す。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 福沢諭吉と東アジアの近代(西欧的世界観の受容と改造-福沢諭吉と厳復の初期の思想を中心に
  • 福沢諭吉の西洋理解と「脱亜論」
  • ドイツ語圏の日本研究における福沢諭吉と丸山真男の位置)
  • 第2部 近代日本における国家と道徳(国民道徳論と個人主義
  • 教育勅語と戦後日本の道徳教育)
  • 第3部 英米倫理学の再検討
  • (シンパシー論の再検討-スミスからヒュームへ
  • 「事実から価値の導出」論争を振り返って-道具性に基づく導出可能説の検討
  • 「bioethics」と「生命倫理」-人体実験論を中心に)
  • 第4部 現代日本のリベラリズムと人権(ミルの『自由論』と刑法の脱道徳化
  • 日本国憲法とリベラリズム-人権規定の私人間効力をめぐって
  • 戦争の世紀から人権の世紀へ-威嚇と支配から対話と合意へのパラダイム転換)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 西洋思想の日本的展開 : 福澤諭吉からジョン・ロールズまで
著作者等 小泉 仰
西洋思想受容研究会
書名ヨミ セイヨウ シソウ ノ ニホンテキ テンカイ : フクザワ ユキチ カラ ジョン ロールズ マデ
出版元 慶應義塾大学出版会
刊行年月 2002.9
ページ数 245p
大きさ 22cm
ISBN 4766409515
NCID BA58592736
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全国書誌番号
20326452
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言語 日本語
出版国 日本

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