非聖戦

ジョン・K.クーリー 著 ; 平山健太郎 監訳

本書は、冷戦の末期、ソ連をアフガニスタン介入という「わなに誘い込む」アメリカの工作が、イスラム主義勢力へのテコ入れという形で既に始まっていたこと、ソ連の脅威ばかりでなくイスラム革命以後のイランの動向にも懸念を深めていたサウジアラビアが、アメリカ、パキスタンともどもアフガニスタンのゲリラ勢力やアラブ義勇兵の徴募や財政支援に深入りしてゆく過程、ビンラディン財閥のそこへのかかわりなどを詳しく解明している。…中央アジア系のソ連軍兵士たちが、CIAの印刷したコーランを読んでいたなど、興味深いエピソードが盛り込まれている。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 同時多発テロの背景
  • 決断の谷間
  • サダト大統領
  • ハク大統領
  • 〓小平
  • 亡霊たち
  • 巨大資金
  • 死の麻薬戦争
  • ロシアの苦汁
  • 広がる感染
  • フィリピンへの浸透
  • アメリカの攻撃
  • 何をすべきか(2001年11月)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 非聖戦
著作者等 Cooley, John K
平山 健太郎
クーリー ジョン・K.
書名ヨミ ヒセイセン : CIA ニ ソダテラレタ ハンソレン ゲリラ ワ イカニシテ アメリカ ニ キバ オ ムイタカ
書名別名 Unholy wars

CIAに育てられた反ソ連ゲリラはいかにしてアメリカに牙をむいたか
出版元 筑摩書房
刊行年月 2001.12
ページ数 395p
大きさ 21cm
ISBN 4480863354
NCID BA55017742
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全国書誌番号
20233649
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言語 日本語
原文言語 英語
出版国 日本
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