坂上康博 著
ナチ・オリンピックと呼ばれたベルリン五輪。ボイコットを余儀なくされたモスクワ五輪。天皇杯の下賜。スポーツによる思想善導政策。戦時下における外来スポーツへの弾圧。スポーツと政治の密接な関係を示すこうした事例をひとつひとつ掘り下げながら、それらを歴史的な文脈のなかでとらえる。それは、単なるスポーツと政治の関係を把握にとどまらず、スポーツを介しながら、私たちを近代天皇制や国民統合、ファシズム、戦争といった日本の近現代史のいくつかの重要なテーマへと導いていくはずである。
「BOOKデータベース」より
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