日本人論に関する12章

杉本良夫, ロス・マオア 編著

「日本人論」には歪みはないか。たとえば日本を「タテ社会」と一般化してよいのだろうか。すべての日本人が調和を重んじると普遍化してよいのだろうか。敗戦後の前近代的・権威的な社会から世界の優等生へと変貌したその過程で書かれた『ジャパンアズナンバーワン』『タテ社会の人間関係』をはじめとする多くの日本人論・日本社会論を、方法論的・知識社会学的に検証し、近年の変化にも目配りしつつ、実証的な調査を踏まえた新しい日本像を提出する。日本人論批判の原点の書。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 日本人論再考(これでいいのか日本人論
  • 日本人は集団主義的か
  • 日本研究のパラダイム
  • 日本文化論のまやかし
  • 産業社会一般にみられる家族主義的経営
  • ファシズムと日本社会)
  • 第2部 もうひとつの日本人論(日本政治を考える
  • 日本的経営の普遍性
  • 日本人の交際関係
  • 日本人とアメリカ人の仕事の概念
  • イデオロギーとしての日本人論
  • 世俗モデルから科学的モデルへ)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 日本人論に関する12章
著作者等 Mouer, Ross E
杉本 良夫
マオア ロス
書名ヨミ ニホンジン ロン ニ カンスル 12ショウ
シリーズ名 ちくま学芸文庫
出版元 学陽書房
刊行年月 2000.12
ページ数 377p
大きさ 15cm
ISBN 4480085912
NCID BA49738717
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全国書誌番号
20130563
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言語 日本語
出版国 日本
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