仏教医学の道を探る

難波恒雄, 小松かつ子 編著

釈迦は、長年の苦行の末に、悟りを開くためには、心身共に健康であることが重要であることを認識したのであろう。そのためには当時のインドの医学であるアーユルヴェーダの知識を身につけ、またジーヴァカ(耆婆)のようなアーユルヴェーダの名医を身近に置いていた。釈迦の教えを説いた多くの仏典の中には、医療、衛生、食養に関する記事が大変多い。本書では、こうした仏教医学の文献的な紹介と共に、過去三年間に亙って行ってきた中国における仏教医学の現地調査の結果を紹介する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章(今なぜ仏教医学か
  • 仏教とインド医学)
  • 第1章 漢伝仏教がもたらした医療(敦煌の宝物-医薬文物
  • 仏教(医学)伝来と中国医学 ほか)
  • 第2章 蔵伝仏教がもたらした医療(蔵伝仏教と医療
  • チベット医学 ほか)
  • 第3章 仏教経典の中の医薬と医療(経典にみる医学思想
  • 経典の中の薬物)
  • 第4章 調査・研究の概説(中国における調査概略
  • チベット薬物の科学的研究)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 仏教医学の道を探る
著作者等 小松 かつ子
難波 恒雄
書名ヨミ ブッキョウ イガク ノ ミチ オ サグル
出版元 東方
刊行年月 2000.11
ページ数 346p
大きさ 22cm
ISBN 4885916860
NCID BA49451380
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全国書誌番号
20123648
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言語 日本語
出版国 日本
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