天皇の祭り : 大嘗祭=天皇即位式の構造

吉野裕子 著

古代天皇制を支える思想原理は何か。天武朝に宗教改革が行なわれ、禊が中心の古儀に対し、新儀には中国の易の思想と最新の天文学が導入された。北極星は天皇、北斗は宰相と位置づけ、天空の星々(=人民)を支配し、四季を司り、民生の安定を保証する儀式が大嘗祭。天皇即位式に潜む古代信仰の実態と論理を徹底解明する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 践祚大嘗祭(御禊
  • 大嘗祭の概要
  • 大嘗祭の原理 ほか)
  • 第2章 陰陽五行と伊勢神宮の祭りおよび大嘗祭(伊勢神宮の秘神・太一と北斗
  • 荒祭宮考
  • 神衣祭と南斗 ほか)
  • 第3章 大嘗祭の実相(大嘗祭の祭神
  • 大嘗祭の神座
  • 天皇の礼服 ほか)
  • 第4章 蒲葵と物部氏(原始各民族における蛇信仰
  • 物部氏の首領とその系図
  • 日本の高倉と南島の舟型屋根家屋 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 天皇の祭り : 大嘗祭=天皇即位式の構造
著作者等 吉野 裕子
書名ヨミ テンノウ ノ マツリ : ダイジョウサイ = テンノウ ソクイシキ ノ コウゾウ
書名別名 大嘗祭
シリーズ名 講談社学術文庫
出版元 講談社
刊行年月 2000.11
ページ数 291p
大きさ 15cm
ISBN 4061594559
NCID BA49175567
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全国書誌番号
20114529
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言語 日本語
出版国 日本
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