日本古代の財政制度

早川庄八 著

著者は『日本古代官僚制の研究』『宣旨試論』『日本古代の文書と典籍』などの著書をもつ、戦後歴史学界を代表する古代史学者である。その学問は、自ら「史料と格闘するのは楽しい」というように、極めて実証的かつ論理的であり、研究の対象となった史料は正倉院文書をはじめ、律令格式、六国史、あるいは小右記・西宮記などの記録類に及んでいる。本書はその研究の端緒を開いた雄渾な卒業論文「公廨稲制度の成立」をはじめ主として財政制度にかかわる論稿を集める。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 公廨稲制度の成立
  • 第2章 律令財政の構造とその変質
  • 第3章 律令「租税」制に関する二、三の問題
  • 第4章 斎宮寮の成立とその財政
  • 第5章 古代美濃の手工業
  • 付論1 田令在外諸司条と外官新至条
  • 付論2 雑律私鋳銭条について

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この本の情報

書名 日本古代の財政制度
著作者等 早川 庄八
書名ヨミ ニホン コダイ ノ ザイセイ セイド
シリーズ名 歴史学叢書
出版元 名著刊行会
刊行年月 2000.7
ページ数 335p
大きさ 20cm
ISBN 4839003114
NCID BA47926931
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
20115429
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言語 日本語
出版国 日本
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