武田泰淳 著
「資本家=悪」という図式では、実業家はおろか、人間自体も描けはしない。強靱な魂や危機を乗りきる知慧、そうした士魂商才をもって、金融・貿易・化学工業等の分野で台頭してきた人物に光をあて、経済を動かすダイナミズムと経済に動かされる人間の様態を描いた経済小説の嚆矢。表題作のほか五篇に丸山真男氏の批評を併録。
「BOOKデータベース」より
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