女性・ことば・ドラマ : 英米文学からのアプローチ

青山誠子 編

本書は、英米文学における「女性」「ことば」「ドラマ」をキーワードとする論文集である。全体を三部に分け、各執筆者が専門とする作家・作品を論じるように構成されている。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 女性(「救い」に至る道-ディグビー写本『メアリー・マグダレン』における女性性
  • ナヴァールの女性エンブレム作者-ジョルジェット・ド・モントネと『キリスト教的エンブレム、あるいはドヴィーズ集』
  • ロバート・グリーンとスザンナ物語 ほか)
  • 3 ことば(フランシス・バーニー『セシリア』試論-「ロマンティック・ラヴ」の陥穽
  • 19世紀妖精物語としての『ジェイン・エア』
  • イギリスと植民地の狭間で-ジェイン・エアの二面性 ほか)
  • 3 ドラマ(誰がキャタリーナを救えるのか-シェイクスピア批評の課題
  • 流通する指輪とピクチャー・リング-『ヴェニスの商人』の女性
  • 改宗ユダヤ人のサバイバル-家系の存続に潜む脅威 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 女性・ことば・ドラマ : 英米文学からのアプローチ
著作者等 青山 誠子
書名ヨミ ジョセイ コトバ ドラマ : エイベイ ブンガク カラノ アプローチ
出版元 彩流社
刊行年月 2000.3
ページ数 436p
大きさ 22cm
ISBN 4882026384
NCID BA46274110
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
20140876
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言語 日本語
出版国 日本

掲載作品

著作名 著作者名
「救い」に至る道 和治元義博
「普通でない」女をめざして 堀真理子
「男のような」女性たち 伊藤千草
『アントニーとクレオパトラ』における二人の女性 杉野早苗月
『ハムレット』から『かもめ』へ 佐久間康夫
『ムーン・パレス』における劇的な人生 加藤宏
『リア王』におけるコーディーリア 佐竹由帆
『ルース』のイノセンス 川上真巳子
『帰郷』の劇空間 鮎澤乘光
『虚栄の市』のアミーリアとベッキー 吉田尚子
ことば
アン・ブロンテが言外に語ること 山口弘恵
イギリスと植民地の狭間で 佐藤明子
クラリッサの手紙 麻生えりか
ドラマ
ナヴァールの女性エンブレム作者 松田美作子
バトスーア・メイキンと一七世紀の女子教育論 小柳康子
フェミニズムと人種主義の相克 河原崎やす子
フラナリー・オコーナー『賢い血』をめぐって 前田絢子
フランシス・バーニー『セシリア』試論 鈴木万里
ブリテンのブレトン 杉村使乃
ポストコロニアル・クレオパトラ 山本真司
ポープの描いた女性たち 青山富士夫
マリーナ・カーの『ボッグ・オブ・キャッツのほとりで』 舟橋美香
ロバート・グリーンとスザンナ物語 山田耕士
一九世紀妖精物語としての『ジェイン・エア』 金子弥生
個人の物語/集団の記録 西本あづさ
公爵はなぜ裁きを引き延ばしたのか 今西雅章
女であること 朝日千尺
女性
女性と文学 青山 誠子
女装の少年と男装の女性 手塚喬介
改宗ユダヤ人のサバイバル 柏木恵子
本当の故郷を求めて 福田敬子
流通する指輪とピクチャー・リング 森脇裕子
誰がキャタリーナを救えるのか 小野俊太郎
黒人男性と白人女性の物語 本村浩二
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