科挙の話 : 試験制度と文人官僚

村上哲見 著

隋唐時代に始まった官吏登用試験、科挙。高級官僚になり、名誉と財産と特権を得るために、どうしても通らなければならない狭き門であった。この制度の歴史と実態を唐宋を中心にして解明し、韓愈・柳宋元・白居易・蘇軾ら受験競争の中に生きた知識人たちの姿を興味深いエピソードを交えながら描き出す好著。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 科挙とは何か(都大路の春
  • 科挙の由来とその理念)
  • 第1章 エリート官僚への道-歴代の官吏任用法(科挙がはじまるまで
  • さまざまなコース ほか)
  • 第2章 巨大化する科挙-試験のしくみと実態(中央および地方の試験場
  • レベルの違いをどうする ほか)
  • 第3章 どんな試験が行われたか(いろいろな試験種目
  • 経書の試験 ほか)
  • 第4章 科挙制度の光と影(試験を受けるまで
  • えこひいきと事前運動 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 科挙の話 : 試験制度と文人官僚
著作者等 村上 哲見
書名ヨミ カキョ ノ ハナシ : シケン セイド ト ブンジン カンリョウ
シリーズ名 講談社学術文庫
出版元 講談社
刊行年月 2000.4
ページ数 253p
大きさ 15cm
ISBN 4061594265
NCID BA46127229
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全国書誌番号
20063054
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言語 日本語
出版国 日本
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