現代ホワイトカラーの管理と労働 : 企業労働の理論的・実証的研究

加藤正治 著

現代資本主義において管理者、技師・技術者、事務・販売労働者などいわゆる職員層・ホワイトカラーが質・量的に増大している。この間にホワイトカラーについての研究が重要視されてきた。しかし、生産と事務のオートメーションの発展による職員層を構成するそれぞれの部類の質・量的変化とその役割・状態の変化について研究されるべき領域を多く残している。本書は、このホワイトカラーの形成・増大とその階層文化についての研究の一環として、1960年代から80年代に至る企業における技術発展、とりわけオフィス・オートメーションとの関連でホワイトカラーの管理と労働の変化を理論的・実証的に解明することを試みたものである。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 ホワイトカラー労働の分析視角および研究課題
  • 第1章 鉄鋼大企業のホワイトカラー労働と管理-川崎製鉄の事例の検討を中心として
  • 第2章 電機大企業のホワイトカラーの位置-製造業6部門における電機大企業の位置
  • 第3章 電機大企業におけるホワイトカラーの雇用の動向-東芝を事例として
  • 第4章 電機大企業における能力主義管理の展開
  • 第5章 オフィス・オートメーションと企業労働-イギリス2企業の事例の検討を中心として
  • 第6章 コンピュータ・スペシャリストと労働-イギリス企業の事例の検討を中心として
  • 第7章 コンピュータ・スペシャリストと人間関係
  • 第8章 オフィス・オートメーションとホワイトカラーの労働と管理-クロンプトンとジョーンズの所説の検討を中心として
  • 第9章 ホワイトカラーと労働組合
  • 結章 今後の研究課題

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 現代ホワイトカラーの管理と労働 : 企業労働の理論的・実証的研究
著作者等 加藤 正治
書名ヨミ ゲンダイ ホワイトカラー ノ カンリ ト ロウドウ : キギョウ ロウドウ ノ リロンテキ ジッショウテキ ケンキュウ
シリーズ名 阪南大学叢書 59
出版元 法律文化社
刊行年月 2000.3
ページ数 235p
大きさ 22cm
ISBN 4589024047
NCID BA45935352
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全国書誌番号
20096293
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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