戦後史のなかの日本社会党 : その理想主義とは何であったのか

原彬久 著

敗戦直後、日本社会党が誕生した。戦前の無産政党を糾合し、「社会主義国日本」を目指しての結党である。しかし以後半世紀、一度として単独政権を打ち樹てることなく、ついに崩落した。社会党の歴史は、日米安保体制=自由主義陣営を打破する闘いとそれに絡まる路線・派閥抗争の軌跡でもある。ソ連型社会主義と共振するその「理想主義」は、議会制民主主義と相容れない側面をもっていた。日本社会党を通して、戦後日本の全体像に迫る。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 戦後社会主義の出発
  • 「日米安保」を求めて
  • 講和・安保に臨んで
  • 60年安保の疾走
  • 後期冷戦のなかで
  • 冷戦終焉と日本社会党の崩落
  • 日本社会党の「理想主義」

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 戦後史のなかの日本社会党 : その理想主義とは何であったのか
著作者等 原 彬久
書名ヨミ センゴシ ノ ナカ ノ ニホン シャカイトウ : ソノ リソウ シュギ トワ ナンデアッタノカ
シリーズ名 中公新書
出版元 中央公論新社
刊行年月 2000.3
ページ数 373p
大きさ 18cm
ISBN 4121015223
NCID BA45903094
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全国書誌番号
20063769
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言語 日本語
出版国 日本
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