英国ミルク・マーケティング・ボード研究

平岡祥孝 著

わが国における牛乳をめぐる市場は、昭和52年からの牛乳過剰基調の中で、いわゆる「牛乳の南北戦争」に象徴されたように、非常に混沌とした状況にあった。全国的規模における需給調整組織が欠如していることが、問題の根源であった。このような事態の解決策のひとつとして、「日本型ボード」構想が浮上したのであった。「日本型ボード」設立の可能性について議論されたにもかかわらず、最終的には実現しなかった。この「日本型ボード」は、イギリスのミルク・マーケティング・ボードを原型としていた。それでは、そもそもボードとは如何なる組織であるのか。著者の問題意識はその一点につきたのである。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • ミルク・マーケティング・ボード(MMB)の設立
  • ミルク・マーケティング・ボード(MMB)の展開(MMB設立当初の活動
  • 第2次世界大戦下の牛乳政策とMMBの活動
  • イギリスのEC加盟とMMBの活動を中心として)
  • ミルク・マーケティング・ボード(MMB)の解体とミルク・マーク(MM)の設立-イギリスの生乳流通制度改革

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 英国ミルク・マーケティング・ボード研究
著作者等 平岡 祥孝
書名ヨミ エイコク ミルク マーケティング ボード ケンキュウ
出版元 大明堂
刊行年月 2000.2
ページ数 230p
大きさ 22cm
ISBN 4470520330
NCID BA45561092
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
20044062
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想