黄英哲 著
1945年10月、日本の敗戦によって台湾を接収した国民政府の最優先課題は、日本化された台湾人をいかに「中国人」化するか、であった。そのために許寿裳らによる様々な運動が展開され、47年2月の二二八事件を境に恐怖政治時代に入る前のほんの短い間、台湾では魯迅ブームが起こるなど、自由かつ多彩な文化の花が開いた。台湾「戦後民主主義」の一瞬のきらめき。
「BOOKデータベース」より
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