今回の全面改訂に際しては、神経解剖学のなかの生理学的な面に力を入れ、詳細に記述。また、保存的療法に関しては、いままでおざなりになっていたものに、文献からクリアカットな説明を行っている。画像診断や病態に関しては、顕微鏡下手術を行う上で必要十分な内容を、非常にユニークな方法で詳細に説明。インスツルメンテーションをはじめとする脊椎固定術についても、up to dateな考え方について議論を展開。オンタリオ州の労災病院の診療に数十年かかわっている経験に基づいて、労災患者のことにも言及している。
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