武田信玄 : 伝説的英雄像からの脱却

笹本正治 著

「風林火山」を旗印とする百戦錬磨の闘将・知将として強調されるあまり、武田信玄は時代を超越した極めて特異で偉大な人物になっている。しかし信玄といえども時代の子であり、社会に規制されて生きるところが大きかった。その信玄を知るには、個人を特別視することなく、戦国という時代の特徴を認識しなければ、真の人間像には迫れない。従来の伝説的な英雄論の枠組みを取り払い、社会の中の戦国大名として生きた武田信玄像を描く。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 父と子の相克(信虎の時代と信玄誕生
  • 信玄の家督相続をめぐって ほか)
  • 第2章 領国の拡大と戦争(信濃への侵攻
  • 川中島の合戦 ほか)
  • 第3章 領国の統治(人は石垣、人は城-信玄と城
  • 信玄の収入 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 武田信玄 : 伝説的英雄像からの脱却
著作者等 笹本 正治
書名ヨミ タケダ シンゲン : デンセツテキ エイユウゾウ カラノ ダッキャク
シリーズ名 中公新書
出版元 中央公論社
刊行年月 1997.9
ページ数 206p
大きさ 18cm
ISBN 4121013808
NCID BA32381327
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
98059874
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想